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修繕積立金③ スラム化の始まり
カテゴリ:不動産の役立つ知識  / 投稿日付:2021/10/19 08:05

『尾張旭市の不動産売却・買取はお任せください』

センチュリー21ピース代表のイトウです。

前回は、『修繕積立費の2つの方式』と題して、住み続けて

いく際の安心感についてお話をさせて頂きました。

今回も、『修繕積立費part3』として修繕積立費のあれこれに

ついて、お話しをしていきます。

国土交通省では積立金が変わらない『均等積立方式』を推奨

しています。

これは、築浅の際には割高感を感じることがありますが、

住み続ける方の老後の安心感や、売却の際に良いポイント

なります。

逆に多くの物件で導入されている修繕積立費が段階的に増額

していく方式『段階増額積立方式』では、住み続けていけば

老後に不安が増していきます

また、築古になった際の売却では、修繕積立金がネック

なってしまう事もあります。


とは言え、建物は経年と共に劣化していきます。

本当に必要な修繕の際にお金がなくて、どんどんボロボロ

なってしまっては、物件価値は下がっていく一方であり、

スラム化していきます。



入居者がいなくなり、修繕できていない

『廃墟マンションが増えていく』といわれる根拠ですね。

だからこそ『修繕積立費』は重要であり、マンション住人の

意向で、きちんとした利用計画を考えなければなりません。



管理会社は安易に、値上げの提案をしてきません。

なぜならば『嫌われるから』からです。



住人の中には、

「自分たちの会社のために値上げ要求してきた!」

いわれる人も少なくありません。

しかし、本当に、その物件の事をきちんと考えている管理会社

であれば、しっかりとした根拠を基に、値上げの提案を

持ってくるはずです。

なぜならば、修繕積立金を使った共用部大規模修繕は、

『未来に向けた取り組み』だからです。



そのマンションに住む住人が、この先も気持ちよく過ごせる

ために必要な事であると気付くべきです。

だからこそ、管理組合の運営が盛んなマンションでは、

住人の結束が強く、管理会社をパートナーとして上手に

使っています。

今回のまとめ!

『お金がなければ修繕は出来ない!
 修繕が出来なければ、スラム化が進む!』


次回は、修繕積立のまとめのお話しをさせて頂きます。

お楽しみに!


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