カテゴリ:不動産の役立つ知識 / 投稿日付:2021/09/09 07:46
『尾張旭市の不動産売却・買取はお任せください』
センチュリー21ピース代表のイトウです。
前回は、相続対策の間違いとして『生前協議で、争族を防げ!』
というお話をしました。
今回は、『親の立場、子の立場』と題して、考え方の違いに
ついてお話をしたいと思います。
『相続』が『争族』になってしまう人方々は非常に多いです。
「えっ?お金持ちだけでしょ?」・・・
そんな風に思っている方は多いと思います。
昔は、確かに一般の家庭でもめることは少なかったと思います。
『長男主義』という考え方があったからかもしれません。
しかし、情報あふれる現代では、ほかの兄弟姉妹も相続に
関する知識を得てしまい、『もらえる権利』を主張することが
多くなりました。
1000万円以下での裁判沙汰が約30%を占めるほどです。
その様な『揉めやすい』状況だからこそ知っておいてほしい
のが、親と子の思いの違いです。
親という立場で考える事、子という立場で考える事が違うのは
当たり前です。
親の考え・・・みんな仲良く
子の考え・・・面倒見た分は余分に欲しい。最低でも平等に
もうすでに、ズレてますよね?
親から見れば、みなかわいい子供たちですが、子の立場から
すれば、
・介護の世話をしたのはだれか?
・大学まで行かせてもらった兄はずるい
・結婚資金を出してもらった妹はずるい
などなど、自分たちの都合の良い事ばかりを主張します。
実際、相続に関して言えば『介護した人は損』だと言われます。
親への寄与分が評価されづらいからです。(制度は出来ましたが…)
※実際には、なかなか使いづらい制度のようです・・・
そうすると、介護してきた立場から言えば、『損』した
気持ちになります。
介護してもらった親の立場からすれば、介護してくれた子供に
少しでも多く残してあげたいと思うでしょう!その対象が、
お嫁さんかもしれません。
それを、法定相続分で一律に分けるとなると、やはり揉め
ますよね?
だからこそ、生前協議や遺言書の作成などをきちんと行って
おくべきなのです。
心の中にある思い(本音)は言わなければ伝わりません。
「あの時は~」「この時は~」と不毛な争いをする前に、
親の立場での本音、子の立場での本音を皆で話し合って
おきましょう!
今回のまとめ!
『相続はモメる。だからこそ、話し合いで家族の本音を共有しよう!』
次回は、長雨の後の清掃ポイントについてお話します。
お楽しみに!
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