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修繕積立金② 値上がりのリスク
カテゴリ:不動産の役立つ知識  / 投稿日付:2021/10/18 06:44

『尾張旭市の不動産売却・買取はお任せください』


センチュリー21ピース代表のイトウです。

前回は、『修繕積立費の値上げの理由』と題して、

初期設定額が安すぎるというお話をさせて頂きました。

今回も、『修繕積立費part2』として修繕積立費のあれこれに

ついて、お話しをしていきます。



修繕積立の徴収には、

① 均等積立方式

② 段階増額積立方式

この2つがあります。

修繕積立費の値上げを行っているマンションは、

②段階増額方式を用いているマンションであり、多くの

マンションでは、段階増額積立方式が一般的でしょう。

この方式の基本となる考え方は、

「その時の所有者が、その時必要とされる修繕資金を負担する」

という考え方です。

将来的に、売却などをして住み替える前提としてる方々に

とってみれば、違和感のない方法ですが、『終の棲』

として、永住を前提としている方々にとっては、老後に

向けて、どんどん負担が大きくなっていくため、不安が残る

方法でもあります 。


一方、均等積立方式は共用部分である「建物や設備の維持管理」

にこの先必要となる費用を新築の段階から可能な限り均等に

負担する!という考え方です。

長期にわたって金額の変更がないうえ、積立金増額のための

合意について組合総会などで取り組む必要がなく、国土交通省

が推奨している徴収方式です。

下記、表をご覧ください。

例えば、新築時からの修繕積立金を40年間で、約700万円と

した場合の、積立方式の比較表です。



築年数が浅いうちは、段階増額に比べて割高感を感じますが、

永住を意識している方にとっては将来的に修繕積立金が大幅に

増額することがないので、老後の計画もゆとりを持って

考えることが可能です。

現段階でも、まだまだ少数派の『均等積立方式』ですが、

今後は、増えてくると思います。

段階増額方式のマンションが、不足分を取り戻すために、

大幅増額をしたら?

途中から、均等積立に移行することになったら?

怖い・・・

今回のまとめ!

『修繕積立費が増額していけば、
   売却が困難&老後が大変…』


次回も、修繕積立のお話しをさせて頂きます。

お楽しみに!


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