カテゴリ:不動産の役立つ知識 / 投稿日付:2021/12/29 06:59
『尾張旭市の不動産売却・買取はお任せください』
センチュリー21ピース代表のイトウです。
前回は、『住宅の断熱と気密②』として、高断熱・高気密住宅
のメリットとデメリットについてお話ししました。
今回は、『住宅の断熱と気密③』として、断熱と気密はどちら
が大事か?についてお話ししていきます。
気密性能は簡単に言ってしまえば、『お家のすき間』です。
断熱化とともに普及した気密化は、
隙間を減らす→隙間風が減る→暖気が逃げない→省エネ
このイメージが定着していますが、これは、気密が持つ目的の
一部でしかありません。
【気密向上の目的】
① すきま風によるエネルギーロスの低減
② 断熱効果を最大限に発揮
③ 内部結露の防止
④ 換気効果の向上
いくら、高性能な断熱材を用いたとしても、気密性能が低い
(すき間だらけ)と、断熱効果が生かされないという事です。
これは、『穴の開いたバケツ』と一緒です。
A:もっと水を注ぐ=断熱性能を上げていく
B:バケツの穴を塞ぐ=気密性能を上げていく
こういう事ですね!
断熱と気密はどちらが大事か?と言われれば、
・どちらも大事
・ただし、断熱効果を高めたいなら、気密対策が先
という事でしょうかね!
今回のまとめ!
『気密性能が低いと本来の断熱効果が得られない!』
次回も、住宅に関する情報をお話ししていきます。
お楽しみに!
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