カテゴリ:不動産の役立つ知識 / 投稿日付:2022/01/21 05:24
『尾張旭市の不動産売却・買取はお任せください』
センチュリー21ピース代表のイトウです。
前回は、『冬の住宅トラブル④』として、エアコンの霜取り
運転についてお話ししました。
今回は、『冬の住宅トラブル⑤』として、寒い時期に起こる
「凍害」についてお話しします。
皆さんは『凍害』をご存じですか?
凍害とは、住宅の場合で言えば外壁が凍結することによって
生じる障害のことであり、住宅でよく使われる外壁材の窯業系
サイディングと呼ばれる外壁材に発生しやすい破損状態の一つ
です。
窯業系サイディングは耐久性や耐火性に優れるという特徴を
持っていますが、一方でサイディングの原料としてセメントを
含んでいるため、凍害が起きやすい外壁素材でもあります。
この『凍害』は、水分が入り込むことで、凍結➤膨張の繰り
返しが行われることで、破壊が進行していきます。
当然ですが冬の冷え込みの厳しい時期に破壊が進みます。
一般の住宅では、サッシ廻りや、外壁材のつなぎ目などの
シール部によく発生します。
また、この剥離状況をそのままに放置しておくと建物内入水
などにより、カビの発生や構造材の腐食などを招き、大切な
財産である住宅の資産価値を下げてしまいます。
この凍害を防ぐには、細やかなメンテナンスが一番です。
定期的な外壁塗装を行う事で、凍害による大きな被害を防ぐ
ことが出来ます。
凍害は、一般の人が見てもなかなかわかりません。
「ポップアウト」と呼ばれる、剥離現象を見つけたら信用
出来る専門家(業者)へ相談してみてください。
寒い時期であれば、どこでも、誰の家にも『凍害』は起こる
可能性があります。
普段からのこまめなチェックが住宅を長持ちさせる秘訣です。
今回のまとめ!
『寒い時期は外壁が傷みやすい!』
次回も、不動産にまつわるお話をしていきます。
お楽しみに!
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