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住宅と換気③
カテゴリ:不動産の役立つ知識  / 投稿日付:2021/07/20 06:42

『尾張旭市の不動産売却・買取はお任せください』

センチュリー21ピース代表のイトウです。


今回も前回に引き続き『住宅と換気』という お話です。

1回目は、『健康のためにも換気は重要』

2回目は、『エアコン使用時でも換気は必要』というお話を

させて頂きました。

今回は、『空気の流れを作る』についてお話したいと思います。

換気とは、空気を入れ替えることだと説明させて頂きました。

その方法は、いろいろあります。

例えば、窓を開けることも換気方法のひとつです。

例えば、締め切った部屋の1つの窓を開けただけでは、外の

新鮮な空気があまり入ってこないと感じたことはないですか?

これは、空気の流れが出来ていないため、室内の空気が

動かないからです。

室内の空気に流れを作り出す考え方が、換気には重要です。

先ほどの、部屋の窓を1ケ所開けても部屋内の空気に動きを

感じなくても、反対側の窓を開けた瞬間に空気が流れるのを

感じると思います。
これが、『換気』です。

これを、自然に任せる方法や、換気扇などの機械類を用いて

強制的に行う機械換気などがあります。

密閉性の高い現代の住宅では、換気扇などを上手に使って、

強制的に空気の入れ替えを行う必要があります。

皆さんの住宅にも換気扇が付いていると思います。
・キッチン    
・トイレ        
・お風呂            

多くの住宅で、この3ケ所は間違いなく取り付けがされていると

思います。

最近の家では、さらに

・リビング

・脱衣所

・各部屋

などに細かく設置されていることがあります。

ここまでくると、『全部の部屋に換気扇付ければ?』
      
と思われるかもしれませんが、そうではありません。

換気を効率よく行うには、『給気と排気』を考えること

が重要です。

いくらすべての部屋に換気扇を付けても、空気の流れを作る

ことが出来なければ、換気効率は悪いです。

逆に、少ない換気扇でも、上手に空気の流れを作ることが

出来れば、効率よく家の中に空気の流れを作ることが出来ます。

建築基準法という『住宅に関する法律』で新鮮な外気を

取り込む量が決められています。(換気量)

このあたりの事は『建築基準法 換気』とういうキーワードで、

検索してみてください。詳細な、情報を入手できます。




さて、下図を見てください。







部屋内の空気の流れが大切であることが理解できたと思います。

『給気と排気』を上手に考えて、住宅内に空気の流れを作って

ください。そうすれば、

・健康

・効率よいエアコン使用

・電気代節約

・湿気対策

・住宅価値上昇

など、多くのメリットを手に入れることができると思います。
イメージしてみてください。

もし、あなたが中古住宅を買うとしたら?

換気が出来ないジメジメと湿気の多い住宅が良いですか?

家の中が、カラッとしているさわやかな住宅が良いですか?

不動産営業マンであれば、どちらの住宅が扱いやすいですか?

住宅の売買では、築年数や外観が主となりがちですが、

換気の悪い住宅は絶対にNGです。

換気が出来ている住宅は、古くても状態が良いです。

換気が出来ていない住宅は、新しくてもカビだらけです。

『換気』というものに、興味を持っていただけましたか?

今回のまとめ!

『良い住宅は、空気が流れている!』

次回は、「住宅における雷対策」についてお話します。

お楽しみに!





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