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電気の契約あれこれ②
カテゴリ:不動産の役立つ知識  / 投稿日付:2021/07/14 06:48

『尾張旭市の不動産売却・買取はお任せください』

センチュリー21ピース代表のイトウです。


前回は『新電力は検討の余地あり』というお話でした。


今回も、電気の契約について少しお話します。


最近では、電力自由化による『新電力』と呼ばれるサービスが

広く普及してきた話は前回しました。


今回は、『あなたの契約合ってます?』という

お話です。


電気を使いすぎて、ブレーカーが飛んでしまう・・・


この場合は、容量アップが必要です。


住宅用の契約は『従量電灯契約B』という契約が主流だと

思います。

いわゆる「SB(サービスブレーカー)契約」と呼ばれるもの

です。


これは、10A(アンペア)~60Aの範囲で、お客様

(住宅オーナーなどの使用者)からのお申し出により

決定します。


※ 60Aを上回るご契約は従量電灯Cという契約になります。


電気を使いすぎの場合は、SB40A➤SB50Aという形で

容量アップすればOKです。

電力会社へ電話するだけです。


今回、皆様に確認していただきたいのは

    『契約大きくない?』
という事です。
    

例えば、


①新築建売を購入した
     
②中古住宅を購入した


③築古マンションから戸建て借家に引っ越しをした


④子供たちが大きくなって、出ていった


⑤奥さんに逃げられ、一人暮らしになった・・・などなど




長い人生の間に生活のスタイルが変わってきているはずです。


そんな時は、電気の契約があっているかを再度確認すると

よいと思います!


なぜならば、無駄に大きな契約であれば
 
  
『基本料金を無駄に払っている』
からです。


例えば、上記例で言えば。


①新築住宅を購入➤
売主側は入居後すぐに『ブレーカーが飛んだ』と言われたくないので、最初から大きめの契約にしておくことが多いです。
つまり、夫婦2人くらしで全然電気を使わない住宅なのに、
SB60Aの契約だったりします。


②中古住宅を購入➤
以前住んでいた家族とは当然、家族構成や生活スタイルが
異なります。
以前の住人の大きな契約のまま生活している場合があります。


③築古マンションから・・・➤
築古マンションの場合、1戸当たりの契約量が決められており、
築古の場合はSB30A~40Aが主流です。
SB30Aの生活リズムに慣れている家族が戸建て借家に
引っ越ししたとしても、急にSB60Aの生活にはなりません。
引っ越し先の契約を確認してみてください。


④子供たちが・・・➤
このパターン多いです。
例えば、お子さんとご夫婦4人家族でお住いの住宅で
SB60Aでもギリギリだった住宅では、お子さんたちが独立
した後、夫婦2人ではSB30Aで十分です。


⑤奥さんが・・・➤悲しくて、説明できません・・・




お判りになりましたか?


ブレーカーが飛ばないことは安心できるかもしれませんが、

本来SB30Aで十分な住宅にSB60Aの契約は大きすぎる

のです。


各電力会社により10Aあたりの基本料金は異なります。

例えば、中部電力や東京電力は¥286/10Aであり、

東北電力では¥330/10Aだったりします。


ここではわかりやすくするために、基本料金を10Aあたり

¥300とします。


大きすぎる現行契約SB60Aを適正契約SB30Aにすると・・・


¥300/10A×30A=¥900/月  ¥10800/年


すごくないですか?


誰か毎年、¥10000以上のお金くれますか?


毎年、¥10000以上のお金を誰かにあげますか?


電話一本で契約変更はできます。


無駄に基本料金を払っていないかを検討してみるのも良いと

思います。


無駄に払っていたお金を節約することで、おいしい食事や

旅行に充てることが可能になります。


もう一つ!


契約変更による基本料金見直しは、電気の使い方には一切関係

ないため、今まで通りの使い方で良いのです。


今日のまとめ!


   『無駄に大きな契約を見直せ!』   


次回も、あれこれ③をお話します。


お楽しみに!






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