カテゴリ：不動産の役立つ知識 / 投稿日付：2021/08/15 08:10
『尾張旭市の不動産売却・買取はお任せください』
センチュリー21ピース代表のイトウです。
前回は、『築50年借家の大改造』と題して、実際に物件を
古民家風にDIYしていくお話をさせて頂きました。
第一段階として、梁の塗装まで完了したお話でした。
今回は、現場のプロからのアドバイスと題して、
『コンセントの高さ』についてお話させて頂きます。
皆さんは、コンセントの位置を気にしたことがありますか？
ほぼ全ての人が、何も気にせずについているコンセントに
合わせて、生活していませんか？
建売住宅でも、新築の注文住宅でも、区分所有のマンションを
リノベーションする時でも、 『コンセントの高さ』に
こだわる人はほぼ皆無です。
では、実際の住宅では、どの様にコンセントの高さは
決められてるのか？
実際に自分の家の中のコンセントと、スイッチの高さを
計ってみてください。
一般コンセント 床から200～300㎜前後
スイッチ 床から1200㎜前後
冷蔵庫/エアコン 床から1800～2000㎜前後
キッチン棚部など 1000㎜前後
屋外コンセント 基礎上200㎜前後
大体、こんな感じだと思います。
各建築メーカーや工務店にって、ある程度標準化されています。
ですから、どのハウスメーカーでも、どの建売住宅でも、
戸建てでもマンションでもほぼ一緒です。
でも、それぞれ生活スタイルや条件は異なっていますよね？
例えば、若年層と高齢層ではどうでしょう？
最近の住宅では、スイッチの高さは1250㎜くらいだと思います。
若い人は問題ないと思いますが、お年寄りはどうでしょう？
床から1250㎜の高さのスイッチと、床から1000㎜の高さの
スイッチではどちらが使いやすいでしょう？
コンセントはどうでしょう？
床から250㎜の高さのコンセントに掃除機のプラグを抜き差し
しながらお部屋を移動して掃除をするのと、床から400㎜の
高さにあるコンセントに掃除機のプラグを抜き差しするのでは、
間違いなくコンセント位置が高い方が負担が少ないです。
昔の家は、コンセントが少なかった。
だから、高いところにコンセントを設けると、コードに足を
引っかけてしまう事があるので、低いところが便利だったと
思いますが、今は、コンセントの数も多いです。
また、リノベーションする際に、コンセントの高さが一定では
もったいないです。
例えば、ベッド・・・
床から300㎜ではベッドに隠れてしまいます。
せめて、頭の高さにコンセントがあれば、携帯電話の充電も
どれほど便利でしょう！
コンセントの高さを少し考えるだけで、どれ程便利になるか？
イメージできましたか？ 
今回のまとめ！
『注文住宅やリノベーションの際は、
コンセントの高さを考える！これだけで便利！』
次回も引き続き、コンセントの位置についてお話します。
お楽しみに！
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