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民事信託⑥ 民事信託(家族信託)メリット・デメリット
カテゴリ:不動産の役立つ知識  / 投稿日付:2021/10/28 06:20

『尾張旭市の不動産売却・買取はお任せください』

センチュリー21ピース代表のイトウです。

前回は、民事信託シリーズとして『民事信託(家族信託)の

仕組み』
というお話をさせて頂きました。



今回は、『民事信託はいい事ばかり?』というお話しをして

いきます。

どんな制度にも、メリットとデメリットがあります。



民事信託(家族信託)でよく言わるものは、次の通りです。

【メリット】

1.
柔軟な認知症対策
 

2.委託者の希望通りに財産の承継・事業継承が可能

3.負動産(リスクの高い不動産)の共有が避けられる

4.成年後見制度より柔軟な対応が可能

5.相続による遺族の負担を軽減できる

6.倒産隔離機能が使える


【デメリット】

1.受託者に身上監護権はない

2.相続対策すべてができるわけではない

3.実務に精通した専門家が少ない

4.受託者の使い込みの可能性

5.節税効果は思ったより小さい

6.民事信託(家族信託)で受益者が課税対象となる

などなど、メリットもデメリットもあります。

しかし、資産防衛・認知症対策など、目的がはっきりとして

いる場合には、非常に役立つ制度だと思います。

また、民事信託(家族信託)は、それぞれの状況によって、

守りたいや、受け継いでもらいたいが違います。



それぞれの資産状況や家族の構成状況によって内容が

異なりますので、きちんとした専門家に相談しなければ、

民事信託でのメリットは小さくなっていきます。

今回のまとめ!

『民事信託は魔法の対策ではない!しかし、資産防衛には非常に心強い制度!』

次回も引き続き、民事信託についてお話ししていきます!

お楽しみに!


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