カテゴリ:現場より発信 / 投稿日付:2021/08/02 06:22
『尾張旭市の不動産売却・買取はお任せください』
センチュリー21ピース代表のイトウです。
前回も『狭小間口の土地活用』について、お話をさせて
頂きました。今回も引き続き、私イトウが施工した
『狭小間口の土地活用プロジェクト』についてお話します。
Part1では、造成・リサイクル砕石について
Part2では、仮設コンテナ事務所をDIYしたお話
今回は、乗り入れのコンクリート打設DIYをお話しようと
思います。
皆さんは、コンクリート作業した事ありますか?
マイホームの庭先のブロック補修や、駐車場コンクリート面の
補修などを、ホームセンターで購入したインスタントセメント
などで作業した経験のある方も見えるかもしれません。
では、もう少し規模が大きくなった際は、どうしますか?
ホームセンターで、インスタントセメントを大量に買ってきて
肉体労働します?
作業量が多くなると、バケツでセメントを練ることは困難に
なってきます。
そこで、一般的には『舟(フネ)』とか『トロ舟』と呼ばれる
角型バケツを用いて、セメントを練ります。
それでも、駐車場の乗り入れのような大量のセメントが必要と
なる場所では、人力練りでは廃人状態になってしまいます。
そこで、ある程度セメント量が多い場合は、DIYといえども
生コン車を手配をお勧めします。
私イトウの場合は、0.5㎥以上は生コン車を手配します。
正直、ホームセンターで、大量のセメント材料を購入して、
腰を痛めながらネリネりするくらいなら、生コン車手配が
・早い
・安上がり
・楽
・高品質
です。特に、高品質というところでは、人力練り練りでは、
セメントを練る作業の都度、配合が変わったり、練り回数が
異なったりと、セメント強度が安定しません。
つまり、継ぎ足し部で、割れやすくなったりします。
大量セメントが必要なときは、高品質(強度安定)な仕上がり
となる生コン車手配が良いでしょう!
今回の『狭小地活用プロジェクト』でも
間口3m×奥行4.5m×コンクリート厚15㎝=2㎥のコンクリート
が必要であったので、生コン車を手配しました。
作業の流れとして、
■型枠作業(この時に境界から少し控える)
■鉄筋メッシュ
■生コン打設
※メッシュは、セメント厚の中央に来るように持ち上げながら作業しています。
■バイブ(密度を高める)
■こて押さえ
■仕上げ
という順番で、作業を進めていきました。
今回の現場では、コンクリート表面に模様を入れたかったので
コンクリート打設後に、プラ枠でスタンプしてみました。
プラ枠本来の使い方は、モルタルブロックを作るものですが、
コンクリート打設後に、表面に型枠を押し付けることで、
『なんちゃって石敷風』に仕上がります。
続いて行ったのは、コンクリートが完全に乾く前に、2種類の
鉄パイプで、『隠れミッキー』を入れてみました。
DIYの素敵なところは、自由であることだと思います。
2日ほど乾燥させ、濃淡をつけた塗装をしたらなんと驚きの、
おしゃれな乗り入れの完成です。
『スタンプコンクリート』と呼ばれる技法もありますが、
道具をそろえるのにお金もかかりますし、業者依頼しても
施工費が高額です。
自分で楽しみたいなら『型枠スタンプ工法』はありです。
マイホームを手に入れた方、DIYが大好きな方など、自分で
楽しみたい方は是非、コンクリートDIYにチャレンジして
みてください。
今回のまとめ !
『コンクリート工事だってDIY出来ちゃう!
生コン車手配は便利!』
次回、『極狭小地活用プロジェクト』まとめです。
お楽しみに!
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