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築50年借家再生③古き良きもの
カテゴリ:現場より発信  / 投稿日付:2021/08/13 06:25

『尾張旭市の不動産売却・買取はお任せください』

センチュリー21ピース代表のイトウです。

前回は、『築50年借家の大改造』と題して、持ち家だろうが

賃貸だろうが、住まいに求められるものは快適さと安心感

あるというお話しをさせて頂きました。

今回も同じく、『築50年借家の大改造』と題して、実際に

築50年の物件をフルリノベしていくお話をしていきます。

今、取り掛かっている部屋は40年近く同じ家族が住んでいた

家屋です。     



マイホームであれば、建てた後40年間も住むには、途中で

何度も手を入れて、補修しながら住んでいくと思います。

この家屋は、借家という事もあり、ほぼ建築当初のままの

状態です。つまり、

 

・土壁は崩落

・一部床崩落

・天井壁がソース色

・木枠のサッシが動かない・・・

もう、キリがありません。

小手先の修繕では無理!と判断して2つの選択肢を考えました。

① 徹底的に改装する

② 解体して、駐車場にする

考えた上に、出した結論は①でした。

まずは、徹底的に改装して貸し出すという事だけ決定して、

細かなプランは後から考えることにしました。

まず行ったのは、柱以外の撤去解体・・・

古いですが、丈夫です。

昔の壁は、竹を組みわらが入った土で、壁が作られています。



表面は崩落しているものの、いざ、解体しようと思うと

大変です。最近の壁は、石膏ボードでできているので簡単に

解体出来ます。ただただ、土壁の強度に驚くばかりです。

床板もはがして、床下部も確認しました。

排水系は土管で配管してあります。

昔の職人のレベルの高さに驚きます。 幸い、床下部の状態も

良く、天井裏部の状態も非常に良かったので、安心しました。

柱以外の解体撤去を終えて、室内を見渡した時に、

『古民家じゃん!』

築50年の平屋借家・・・

こんなに素敵な空間?と驚くばかりです。

なんか、素敵すぎます。

隠しておくのがもったいないレベルです。

だから、天井作りません。

・安価に

・おしゃれで

・機能的で、

・快適に住めて

・最新の設備で

こんな条件で、タイムスリップ感を味わえるリノベーションを

することに決定しました。

今回のまとめ!

『現代家屋には無い良さ!築古物件最高!』

次回も、お楽しみに!


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